Vera Wangのウェディングドレスの中でも根強い人気のHayley(ヘイリー)。ドラマで石原さとみさんが着用されたことでも話題になりました。カラーは、ホワイト(アイボリー)、ペタルピンク(青みピンク)、ヌード(ベージュ)があります。
今回は、ユーズドのヘイリーを購入する際に気を付けたいことをまとめてみました。
お譲りドレス購入の際の全般的なポイントは『【ブログ】VERAWANGドレス | お譲りドレスを購入する時の3つのポイント』でまとめていますのでぜひ参考にしてください。
ヴェラウォン ヘイリーの1番の魅力はペタル(花びら)部分です。
腰回りからアシンメトリーにつながるトレーン部分まで広がる花びらを1枚1枚立ち上げて、まるで本当に花が咲いているかのように立たせるヘイリーのプレスは、このドレスを着用する際に大切なポイントです。
お譲りのヘイリーを購入する際には、プレスをお願いできる熟練のサロンを見つけておく必要があります。卒花嫁様からの情報や、お譲りヘイリーを購入したショップからの紹介などで間違いないサロンにプレスを依頼しましょう。
上記でご説明した通り花びら部分はヘイリーの1番の魅力ですが、ダメージを受けやすい部分でもあります。
花びらやヘイリーのビスチェを覆っているシルクオーガンジーの上部は、布端を縫って処理をしません。そのため、少しずつほつれていってしまいます。多少のほつれの場合は、プレスをかけてもらう際に布端のケバカットなどの処理もしてもらえますが、ダメージを受けて破れてしまっていることも少なくありません。その場合はビスチェ部分のシルクオーガンジーを張り替える必要があります。
また、花びらは数枚をまとめてスカートに縫い付けてありますが、ダメージを受けると取れてしまうことがあります。その場合、花びらの追加・取り付けも依頼する必要があります。プレスをかけてもそもそもの花びらが少ないようでは、ふんわりとした豪華なヘイリーのイメージとはかけ離れてしまうためです。
個人でユーズドのヘイリーを購入する際には、こういった部分の状態の確認もする必要があります。また、1番でお話ししたプレスのサロンで上記のようなドレスの修繕が可能か、事前に確認しておくのも必要ですね。
ヘイリーに限りませんが、ヴェラ ウォンのドレスは繊細なシルクチュールやオーガンジーを贅沢に使用しています。
そのため、着用後ウェディング専門のクリーニングを速やかにしていない場合や、多くの回数着用した場合、購入から時間が経っており保管の状態が悪い場合などは、チュールやオーガンジーが黄変したり、灰色っぽく退色したりします。
このようなダメージは、実物を見ないで購入する場合画像で判断しなければならないため、手元に届くまで気付かないことが多いです。そのドレスを販売しているオーナーさんもお譲りドレスで購入して元々のチュールの色味を知らない、なんてことも…。
個人で購入する際は、シミや黄変について問い合わせたり、価格が同じドレスの他のものと比較してあまりに安いものは避けるなど心がけましょう。できれば、実際に試着できるドレスを購入することをお勧めします。